依然として謎が多い部分である。
特に肘、肩、肩の位置関係。
野球の場合は肘は肩肩ラインの上であることが望ましいらしい。
テニスではどうかと以下で纏めてみようとしたがまだ、わからない。
そこで
・肩‐肩‐肘ラインの位置関係
・脇の開き
の2点に注目して野球、ソフトボール、テニスを比較してみた。
野球における肩‐肩‐肘ラインでは肘は肩肩ラインより上が良いらしい。
じゃぁ、
サイドスローやアンダースローならどうなのよ?
って調べてみました。
(4:44)と(4:51)
・肘は肩肩ラインのライン上
・脇は開いている
肘は肩肩ライン以上でした。
下だと思ったのに。。。
じゃぁ、何でもかんでも肘の位置は肩‐肩ラインより上がいいのかと思ってしまうが
そうでもない。
ソフトボールの場合肘の位置は完全に肩‐肩ラインの下。
しかも、体にペタリと付いているくらい近い。
・肘は肩肩ラインのずっと下
・脇は閉じている
ではテニスの場合はどうか
・肘は肩肩ラインのやや下
・脇は開いている
テニスは野球とソフトボールの中間が良いのだろうか。
私の場合は
脇は閉じるし、
肘は折れ曲がり過ぎるし
ヘッドも下がる(これは関係ないか)。
肩肩ラインの回転と肘がケンカしているような気すらする。
Roddickの場合は肩肩ラインの回転が肘といい感じになっているようでうらやましい。
-----<余談>-----
上にある野球のアンダースロー動画の余談
左手と右手の関係も面白い。
グローブのある左手を脇の下にしまい込むやり方。
実際に真似してみると確かに左手がああ動くと右手がそう動く感じがします。
基本的に左手の役目は右手の誘導のためにあるらしく、対称の動きをすれば良いようだ。
左手を回内すれば右手の回外を誘導。
左手を回外すれば右手の回内を誘導できる。
このアンダースローはそれの応用かな。
テニスにおいても最後に【左手を回外】して【折り畳んでしまう】ケースが多い。
これは
【左手の回外】は右手の回内を誘導
【折り畳んでしまう】はいわゆる壁を作るという効果がある。(止めないと回転し続けてしまう)
鞭運動における振り下ろした腕を止める動作に該当。
(回転しっぱなしでは鞭効果が発揮できない)
という効果がある。
-----<余談おわり>-----
うーん
どうすればよいのか。
とりあえず、ロディックのコピーモーションで動画の撮影に挑戦してみようか。。。
ちなみにバドミントンの場合は肘の位置は肩‐肩ラインラインのライン上または上である
と、ここまで書いて、
肘と肩‐肩の位置関係について全てに共通しているあることがわかった。
肘は常に体の回転面上にあるということだ。
上記全ての動画において共通しているのは
背骨が回転軸だとして、肩‐肩ラインと回転軸からなる面を「回転面」とすれば
インパクト(リリース)直前まで肘は常に回転面上にある!!
肘が追い越したりしないのだ。
ところが私のWWForehand3,600本/10,000本では


インパクト直前であるにもかかわらず、完全に肘が回転面を追い越している。
これは良くない。
体の前面では回内動作が適していることは
回外と回内 でわかった。
この考察を進めて、実際に体の前面で肘を曲げて腕の回外動作をしてみるとわかるが
体の前面では回外限界が起きやすい。
つまり体の前面では回外動作は適さない
私の写真は悪い例で肘が体の前面に来ているこのような肘先行のスィングでは
肘付近が体の前面で回外動作をしているといえる。
このとき腕は回外限界に達しており(体の前面では回外限界が早い)
特に肘部分に負担が大きい。
隣のOliverAkliiの肘は回転面を抜かさずにいる。
ときどき「野球では肘から投げる」
と言われているが、実際には肘は回転面上にいるのだ。
回転面が回転する過程において、回転面上の肘が前にあるように見えるだけ。
肘先行の意識があったり、見かけ上そう見えるだけで、
実際に肘は先行しておらず、体の回転面上にしっかり居座り続けている。
スイング中、肘のおさまりどころは回転面上である。
決して、肘は体の回転面を追い越してはいけない。
【矯正方法】
①テイクバック時に肩甲骨が閉じている(背中側に引き寄せられている)ことを確認
②体後面における肘の回外操作は肩甲骨で引っ張りながら行うイメージを確認
スイング時に肘を肩甲骨で引っ張りながら操作することで肘の出すぎを防ぐ。
③インパクト後、肘で一押しするイメージを確認
④左手を早めに回外し、体に引き寄せることで右側が自然に動くことを確認
⑤私の場合スイング時に右肩が適切に下がらないのが問題。
左肩をビートたけし風に後ろ回しに上→下と回転させることで、
反対の右肩がつられて自然と回転しながら下→上スイングとなることを確認
⑥インパクト前までは常に肘が回転面上にあることを確認
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